太田市の整体Loosen_salon（ルースンサロン）です。
いつもありがとうございます。

今回は野球肘についてです。

ここ数年、投球制限が設けられています。少年・学童、中学生、高校生、大学、社会人、それぞれの年代、大会などにおいて定められています。
様々な意見があるようですが、個人的には賛成です。チーム内の人数などによっては投手の確保が難しいかもしれませんが、将来のある子供達からケガによって夢を奪ってしまうのは、保護者やチーム関係者、運営側などの大人の役割だと思います。
昔はこうだったではなく、少子化で野球人口も減少している中でどうすれば将来を担う子供達を守れるかを考えることも必要なことですね。9人全員がピッチャーができるチームが出てきたら面白いですね。育成年代において様々なポジションを経験することは、野球全体を見る目が養われると思います。

今、猛暑の中開催されている夏の甲子園についても議論がなされていますが…
それはまた別の機会に、個人的な意見を述べさせていただくかもしれません。

話がそれましたが、野球肘については、整形外科でも沢山のこどもたちに携わってきました。
股関節、肩関節、肘関節、前腕、手関節の可動域制限が多かったです。関節の可動域、筋肉の柔軟性はとても大切です。また、片脚立位が不安定な子も多いです。軸足で立てない、不安定感がある。スタートが不安定なまま動作を行うため、負担がかかってします。
投球フォームの前に、見なくてはいけない部分、要素がありますね。後は練習後のケア不足。どれも必要です。
手首を使う練習として、ベーゴマや、投球動作のリリース時の身体の使い方を学習するためにメンコなども取り入れていました。タオルでの椅子を叩く練習なども行いました。後は寝転んで真上にボールを投げる事も取り入れていました。リリースポイント時の指にかかる感覚を養えます。
メンコなんて、今の子供達知らないですから、夢中になってやっていました。

また、文献の紹介ですが、野球肘（内側型野球肘）と身体の柔軟性との関連性について、学会で発表し、学会誌に投稿、掲載されています。まだ数部残っていますので、興味がある方はご連絡ください（来店できる方にお渡しします）。便利な世の中なので、インターネットでタイトル『内側型野球肘と体幹および下肢柔軟性との関連性』で検索してもらえれば読めると思います。

近隣のチーム関係者の方々、メンコやベーゴマ、タオルでの椅子叩きなどの練習を取り入れたいと思っていただけるようでしたご連絡ください。出張させていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます✨

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