太田市の整体Loosen_salonです。
今回は片足立ち（片脚立位）。バランスをみる手段として有用ですね。一時期、ロコモティブシンドローム（運動器症候群）の予防として片脚立位が推奨され、高齢者や転倒が多かったという報告を聞いたことがありますね。不安定な方は掴まれるモノがあるところで、転ばないように注意が必要です。
さて、バランスという言葉は、とても便利ですが、様々な要素が含まれています。筋力や感覚、平衡機能や反射、反応、脳などの複合的な機能や能力が影響しています。今回は、姿勢を保持する能力としてバランスという言葉を使います。

まずは姿勢。

どこでバランスをとっているか。
手を広げ、手の重さを使って左右への揺れをコントロールしているパターン。膝を曲げて太ももの筋肉、膝の屈伸を使って前後のバランスをとっているパターン。身体を前後左右に傾けてバランスをとっているパターンの大きく分けられます。当院では、全てのパターンを抑制させていただきます。バランスを取る能力ではなく、弱い部分を探すための評価の一つとして片脚立位を使っています。手を広げず、体側に下垂させ、膝は伸ばした状態、身体の傾きもなるべく大きくならないようにしています。そうすることで、下記に示すところが明確になり、弱い部分を特定しやすくなります。

どこが揺れているか。
身体が揺れるのか、股関節が揺れるのか、足首が揺れるのかを見ることで不安定な部分を見つける事ができます。身体が揺れる場合は、体幹部の弱さを疑います。股関節や骨盤が揺れる場合は大臀筋や中臀筋の筋出力の低下を疑います。足部の揺れは、足関節の不安定性や筋出力の低下を疑います。足関節の不安定性は、足首の捻挫があり固定期間時の安静が保てなかったこと、未固定だった、痛みや腫れに対する対症療法（物理療法）のみだったなどによる関節自体の不安定性の残存や、可動域制限の残存、筋出力の低下などが考えられます。

このように、片脚立位だけでも分かることが沢山あります（今回は書ききらないため簡単に分かる特徴のみとしています）。例えば、筋力テストを細かくみると時間がかかりますが、ある程度絞り込むことができるため、施術時間を有効に使えます。弱い部分にアプローチを行い、施術後の変化を見ることもできます。「評価に始まり、評価で終わる』、臨床時から当たり前のように行なっていることですが、施術の変化はお客様にも気づきやモチベーションを上げることにもつながるため、是非参考にしてみてください。

自分自身も、小学生時代、足首の捻挫を繰り返しました。その当時は、接骨院に通っていたため、レントゲンも無く、包帯での固定のみ。腫れや痛みを取るために電気治療のみでした。いまだに関節の不安定性は、残存しています笑 しかし、高校時代に部活で足首周りや、股関節、体幹のトレーニングを行うようになってからは捻挫もすることなく、片脚
ゲガを繰り返すなどでお悩みの方、詳しく身体の状態を確認しにいらしてください。トレーニングしているけどなかなか効果を感じない方、トレーニング方法のやり方があっているか気になる方、お気軽にご連絡ください。

Loosen_salon
群馬県太田市小舞木町611エスポワールヴィラ201
loosen.salon.39pt.2021@gmail.com
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不定休

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